AGEの測定
AGEの計測で体内年齢を推測!
AGEは実年齢にとらわれず、老化の進行度を知ることのできる健康指標です。
老化を客観的な「数値」として知ることで、健康に対する意識を高め、様々な
病気を未然に防ぐきっかけにすることができます。
AGE(終末糖化産物)とは?
終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)の略で、
「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」です。
強い毒性を持ち、老化の原因物質とされています。
蓄積は2通り。
――細胞のタンパク質が、血液中で過剰になったブドウ糖と結びつき
体温で熱せられ「糖化」するもの。
――食事として摂取し、そのまま体内に溜まってしまうもの。
例:肉や魚のテリヤキ、最高の焼き加減のホットケーキ
表面のこんがりキツネ色の部分など(タンパク質+糖+熱)
AGE(終末糖化産物)を減らす生活を!
すなわち、体内でできるAGEの量は「血糖値×持続時間」の式で
表すことができ、心がけによって減らすことができるのです。
・よく噛み、会話などを楽しみながらゆっくり食事
ゆっくり良く噛んで食べると、急激に血糖値上昇を抑えられます。
・【野菜】→【肉・魚】→【ごはん・パン】の順に食べる
食物繊維・酢の物から先に食べると、糖質の吸収を抑えることができます。
・腹八分にする
血糖値上昇で中枢が刺激された状態が満腹ですが、それは血液中に糖が溢れ出し
AGEが作られている瞬間でもあります。
・甘いものは食後に
砂糖・果糖は体に吸収されやすく、血糖値を異常に上昇させてしまいます。
どうしても食べたい時は、食後のデザートにすると急激な上昇を抑えられます。
・食後の軽い運動
血糖値は食後1時間にもっとも上昇しますが、そのタイミングで軽い運動をすると
上昇を抑えられます。
(食後30分後に、20~30分程度の掃除・買い物・ストレッチ・ウォーキング等をするが理想)
※但し、激しい運動は逆に血糖値を上げてしますので、食後にはお勧めできません。
・UVカット(紫外線対策)
角質層のケラチン繊維は、紫外線により糖化(AGE化)が進みます。
(冬場の弱い紫外線も含みます)
・ストレスを溜めない
過度のストレスによりホルモンバランスが崩れると、血糖値を上げるホルモンが
分泌されます。
